Chiron by Adelita Husni-Bey

Adelita Husni Beyのアメリカでの初個展で披露するのは映画「Chiron」。ニューヨーク市の不法滞在移民に無料で法的サービスを提供する非営利の法律事務所「UnLocal」を取り上げています。

「Chiron」は、痛みは国境によって区切られたり、法律で守られるものではなく、移民プロセスに関わる多様なグループに広く影響を及ぼすものであることを示しています。過度なトラウマは自己という境界を越えて拡がり、さらに、移民を取り巻く問題の中で、トラウマは対象となる被害者の中だけに被包されることはありません。この意味において、この作品は国家による隔離という残虐な行為からの集合的な癒しのポテンシャルを、共犯者、そして法律がヒトにどのようにさまざまに圧し掛かるかに焦点を当てることで、取り戻すことを目指しています。

黒い照明に照らされた、各国の移民法を映し出したバナーが空間全体を彩ります。Kvadratとのコラボレーションで制作されたバナーは影のような立体的なセッティングを生み出し、訪れる人はそのスペースを通って、上映空間へと向かいます。

「Chiron」はKvadratとニューミュージアムとのパートナシップで制作された2つ目の依頼作品です。

New Museum
235 Bowery
New York, NY 10002

2019年1月22日 - 4月14日

開場時間
火曜日~水曜日:午前 11 時~午後 6 時
木曜日:午前 11 時~午後 9 時
金曜日~日曜日:午前 11 時~午後 6 時
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