Formulation by Florian Hecker

Hamburger Bahnhof
ベルリン 2015年


名誉あるPrize of the Nationalgalerieで、最終選考に残った4名のアーティストのひとり、Florian Heckerは音を使って空間を劇的に表現します。彼の「Formulation」という作品の中で、KvadratのSoft Cellsを使用しています。



Heckerのインスタレーションでは、会場となる2つの展示ホールを横切るかたちで143平方メートルものSoft Cellsのパネルが高い壁を覆い、凹凸がありながらも均一な表面を作り出しています。音響システムと壁の吸音性および方向性との間に生じる遊びに影響するため、パネルの音響効果は作品そのものと同じくらい重要なものです。Soft Cellsのパネルは色鮮やかなDivina 3を使用しました。


「建築的および材料的な特徴と会場の持つ制約が、私の作り出す音の演出において極めて重要な役割を果たします。Hamburger Bahnhofで『Formulations』展示の一部として行なわれた『Modulator』(2012年)では、技術的な吸音システムを使って作品を作りたいと思いました。ここでは特注のSoft Cellsパネルを組み立てれば、現代的な手段を取り入れた高機能の吸音システムとして利用できます。録音再生装置とその基礎となるソフトウェアを組み合わせることにより、聴覚イベントとオブジェクトの演出における重要な一部をかたちにできるのです。」Florian Hecker