Woven Bench | Atelier Max Lipsey

Woven Bench は Canvas テキスタイルの綿密な観察から生まれました。Canvas を間近で見ると、織りによって生まれる強さ、手触り、そして色の組み合わせ、視覚的効果に魅了されました。特に、織りによって生まれる柔らかくも力強い特質を探究したいと考えました。「柔らかい強さ」という概念は一見、矛盾しているか馬鹿げているように聞こえるが、力だけに頼るのではないと言う意味の「たわむ木は風が吹いても折れない」ということわざをイメージしています。

「柔らかさ」をスチールの強さに添え、真逆のイメージを持つ2つの要素を融合させるアイディアに魅力を感じました。糸の代わりに鋼帯を使用し、Canvas の織りをスケールアップし再現しました。織り合わせることで生まれる構造はベンチにバネのような張力をもたらし、柔らかい弾力性で身体を支えることを可能にします。それぞれの鋼帯を Canvas テキスタイルで覆うことで、柔らかな印象を引き出しています。

Woven Bench の布張りは Studio Stelt が手がけています。

Max Lipsey (アメリカ、1983年) はオランダのアイントホーフェンを拠点に活躍するアメリカ人デザイナーです。ニューヨーク大学で学士号を取得後、2007年にデザインアカデミー - アイントホーフェンで学士号を修めました。2008年からは、自身のスタジオをベースに自らのデザイン制作に加え、企業とのマスプロダクション (Cappellini、TH Manufacture、Label Vij5) やグループプロジェクトの立ち上げを行ってきました。Lipsey の作品は自然、素材、工芸、歴史、ものづくりへの彼の関心を映し出しており、制作にもその影響が見て取れます。

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